トラウマ根絶!インナーチャイルド癒しのススメ

さて、インナーチャイルドですが、何かと言うと「傷が癒えていない過去の私」「傷ついた心」とか、そんな感じかなぁ。

イメージでいうと、ふと「子どもの頃に欲しかったおもちゃを買ってもらえなくて悲しかった」って思い出す瞬間てあるじゃないですか。

「そのときの悲しかった心」です。

おもちゃを買ってもらえなくて悲しい感情を表現することができず、我慢したり、無視されたりすると、そのときの心が“「当時においてけぼり」になったままになります。

置いてけぼりになった心(感情)は、消失するわけではなく、

  • 人とうまくやれない
  • 恋愛や結婚生活に問題を抱えがち
  • 感情コントロールができない、ネガティブ

上記にあげたような形で、人生にマイナスな影響を与えていきます。

トラウマ:傷ついたインナーチャイルドが起こす問題

おいてけぼりになった心は、大人になってから社会活動に影響を与えます。

癒されていないインナーチャイルドが引き起こす問題

・社会に適合できない(空気が読めない、注意力がない物覚えが悪いなど)
・メンヘラ(特に恋愛がうまくいきにくく、基本的に人間関係で病みやすい)
・原因不明の体調不良を抱えやすい(慢性的な肩こり、副腎疲労、病弱など)

「愛されたい、信じてもらいたい、認めてもらいたい」

甘えるべきときに、こういった感情が満たされないまま大人になり、社会に出ると一人前の「社会人」を求められます。

心は育たず、体と知識と年齢だけは大人になるので、心と体がチグハグな状態で生きていくことになります。

こうした心と現実のギャップが、

  • 人とうまくやれない
  • 恋愛や結婚生活に問題を抱えがち
  • 感情コントロールができない、ネガティブ

上記の問題につながっていくのです。

下記リンクの本を読むと、さらに理解が深まります。

感情は、人格を作ります。

感情が抑圧されている状態だと、人格形成に悪影響を及ぼします。

私の場合だと物心ついたときに、「痛いことを痛いと言わない」などの、子どもらしからぬ空気を読む子として育ちました。

感情を抑圧して育ったことにより、原因不明の高熱や、小学生から抱える不眠、常に不安を感じて毎日を送っている、などを抱えています。

「そういう性格」や「生まれつきの病弱」で片付けられてきましたが、

・幼少期の感情の抑圧から、感情が外に出たがっている(感情は体に蓄積される)

・いつどこから攻撃がくるかわからない状態で、体が常にストレスに反応しようと緊張状態が続いている(アマゾン地帯の野生動物のよう)

・それによって、自己免疫疾患系の症状が出ていること(予測不能なストレスに対応しようと、ストレスホルモンが出続けるため、ホルモン異常が起こる)

上記のことが、不調の原因になり得ることを知りました。

これに関して詳しく勉強したい方は、小児期トラウマがもたらす病を読んでみてください。

実例もたくさん出てくるので、読みやすく理解しやすいです。

さて次は、具体的なセラピー法について述べていきます。

インナーチャイルド、トラウマセラピー法【手順は3つ】

  • ①自分の体験を文字に起こす
  • ②再度そのシーンを思い出し、感情を味わう
  • ③当時のあなたを承認する

①自分の体験を文字に起こす

今、あなたが思い出せる記憶のもので、「トラウマだなぁ」「あれ、嫌な出来事だったなぁ」と感じる思い出を、紙やスマホのメモに書き出してください。

そのときのことをリアルに思い出し、細かく書き起こしてください。

書いてはいけないことはありません。誰も見ることはないので、安心して全て書き出してください。

辛い感情や、悲しいこと、醜い感情、して欲しかったことなど、全て書き出しましょう。

書いているうちに、ずっと忘れていた出来事や感情も思い出してきますし、書くことが辛いこともあるでしょう。それでも書くことをやめないでください。

②再度、当時のシーンを思い出す、感情を味わう

①で書き起こした、あなたのマイナス体験の記憶を思い出しながら、感情を味わってください。

既に書き起こしているうちに感情が沸いているでしょうし、しんどい気持ちになっているでしょう。しんどいですが、その感情を止めずに、もう一度そのときに戻って、感情を味わってください。

涙が出てきたり、怒りを思い出したり・・・少しきついですが、我慢せず感情を解放しましょう。

③当時のあなたを承認する

②で感情を解放したら、そのときのあなたに「もう大丈夫だよ、頑張ったね、しんどかったね、」と声をかけましょう。

口に出しても、心で思ってもどちらでも良いです。とにかく、過去のあなたを承認して、認めてあげてください。

上記の3つを実行すると、体が激的に改善する

私は1年に1度、上記の手順で「記憶の棚卸し」をしています。

毎回、「こんな記憶あったんだー」「こんな出来事そういえばあったなー」「あのときの私、実は悲しかったんだ・・」と、自分でも驚く自分に出会います。

何よりもすごいのは、このワークを行ったあと、原因不明で抱え続けていた体の不調が劇的に改善するのです。

簡潔に書くと、脳神経からくる背中の異常な緊張がいきなりほぐれたり、もうずっと悪かった副腎の反応が出なくなったりと・・見てくれている先生も驚きの体の改善が見られたのです。(詳しくは書きません。YouTubeなどで話ときがあるかもしれません)

体の不調というのは、心の悲鳴だったりします。体が病気になったりするのは、SOSのサインです。

原因不明の不調や、物事の捉え方に歪みがあるなーって感じている人は、インナーチャイルドを癒しましょう。

ご自身の感情と向き合い、自己承認をしていくことで、問題はかなり解決されるのではないかな、と思います。

瞑想やヨガもオススメです。

簡単に言うと、潜在意識にこびりついたマイナスの感情や、観念を取り除くことが大事なんですね。

ヨガでインストラクターさんが「浮かんだマイナス感情を手放して〜」「雑念をなくそう〜」とかってファシリテーションするじゃないですか。

つまりこのワークは、アレのさらに深掘りしたバージョンですね。

体はトラウマを記憶します。定期的にインナーチャイルドを癒そう

オススメの必見映画:「インサイドヘッド」(ディズニーです)

楽しいことも、悲しいことも、悔しいことも、大人になると感情を表現する場面が減ります。

「大人の対応」と言って本当はめちゃくちゃ嬉しいのに、クールに決めたり、嫌なことをされても「イヤだ」と言わない方が、世間体が良いと我慢したり・・・・

そんな人にオススメ!

感情が人格に影響していることを教えてくれるのが、ウォルトディズニーの映画「インサイドヘッド」です。

詳細は書きません。まず見てください。

トラウマは体が記憶している

体、神経、筋肉、脳には、トラウマが記憶されます。

「傷ついたあなた」は、記憶から消したと思っていても、体が覚えています。それは、どんなに年をとっても、癒されるまで消えません。

体に刻まれたトラウマたちは、身体にさまざまな症状を出して、気づいてもらおうとします。

薬などの対処療法ではなく、原因としっかり向き合い、心と体と、あなたの幸せな人生を取り戻していきましょう。

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