
人間の悩みはたくさんあるように思えますが、実は3つしかありません。
- 人間関係
- 健康
- お金
上記の3つです。これらのバランスを崩すと、幸福度に影響します。
例えば、お金に不自由がない状態であっても、家族との関係が悪いと幸福を感じにくいです。
人間関係が良好で家族とラブラブでも、生活するだけで精一杯のお金しかなかったら、幸福感は下がります。
人生は3つのバランスを整えることが大事です。
悩みの根本は、いつも3つのどれかです。これがわかれば、「悩みが尽きなくて人生やめたい・・」と思うこともなくなります。
では、3つの悩みが及ぼす幸福度への影響について解説していきますね。
悩みは「人間関係・健康・お金」の3つしかない
悩みは大きく分けて、以下の3つに分類されます。
- 人間関係
- 健康
- お金
1つ1つ解説していきますね。
1. 人間関係
悩みの大半が、人間関係です。
たくさんの方の悩みや問題に接してきましたが、人間関係のいざこざや揉め事が大半を占めていました。
職場の上司と部下、家族や兄弟、恋人や友人関係などです。
人がストレスを感じやすく、問題がもっとも起きるのは人間関係です。
さらに深掘りすると、人間関係は「他人との関係+自分自身との関係」です。
人間関係は、幸福度に60%影響しているとも言われています。
つまり、人間関係の悩みを抱えると同時に幸福度が60%下がります。
人間関係で、特に幸福度に影響を及ぼす順番は下記の通りです。
①自分自身との関係
②夫婦や恋人、家族との関係
③ビジネスパートナーや友人関係
上記を見てわかるように、もっとも幸福度に影響を与えているのは、一番身近な人(パートナー)との関係です。
家族や夫婦間の関係の影響は、一日のモチベーションを左右し、その日の仕事の成果にまで影響を与えたりしますよね。
特に家族との関係がうまくいっていると、人生そのものがうまくいきやすく、幸福度が高いです。
たとえば、大嫌いな人と世界一美味しいお寿司屋さんに行くのと、大好きな人と、大衆居酒屋に行くのとでは後者の方が圧倒的に幸せを感じます。
このことから分かるのは、「何をするか」よりも「誰とするか」が最重要ということですよね。
2. 健康
健康を害すると、幸福度は下がります。
今大きな病気にかかっていないから健康だというわけではありません。
WHOは健康の定義を以下のように定めています。
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること
どんなにお金持ちで家族との関係が良好でも、不健康だったら幸せを感じることはできません。
(例)
100億円のお金があるが、余命1ヶ月の不治の病にかかっている。
100億円を使って病を完治させることができるなら、100億円に価値はあり、幸せかもしれません。
しかし、100億円があっても余命1ヶ月という状態が変えられないなら、100億円があっても幸せは見出せません。
もちろん、残された時間に100億円使って楽しむなど、他に幸せを見出す方法はありますが最終手段ですよね。
でもやっぱり生きて100億円を使えた方が幸福です。
私の知人で糖尿病を患った人がいますが、「お金を払って病気が治るならいくらでも出す」と言っていました。
ここまで読んでお分かりいただけたかと思いますが、健康でなければどれだけお金や時間があっても幸福感は持てません。
健康の悩みがなくなるだけで、幸福度は上がりますよ。
3.経済
きれいごと抜きでいうと「正直お金が全てかな」と思います。
なぜなら、お金で解決できることは90%だからです。
もちろん、お金に絶対的な価値はなく、全てとは言えません。
お金で買えないこともあります。しかし、実際、お金がないと不自由なことだらけです。
日本は先進国のなかではダントツの自殺者数を誇っており、その数は年間3万人と言われています。
しかし、これは自殺と認定され報告されている数字であり、実際は3倍の9万人になるとも言われています。
自殺の理由は、経済と健康の問題とされていますが、お金に余裕があれば健康問題で苦しむことはなかったのではないかと思います。
それでは、お金で解決できることを見ていきましょう。
- 健康・医療
- 空間・環境
- サービス
- 時間・信用
- 人間関係
- 思い出など幸福感情・有益な情報
- 将来の不安
「お金がなくても幸せ」は半分ウソで、半分は事実はかな、と思います。
人間関係・健康・経済のバランスを崩したらおこる影響

では、人間関係、健康、お金の3つがどのように幸福度に影響していくのかを見ていきましょう。
人間関係
「人間関係がうまくいってないとき=コミュニケーション不足」です。
人間関係に問題をかかえ、うまくいっていないときにおこる不幸感です。
- 生きている意味を感じにくい(存在意味)
- 何をしても楽しくない(虚無感)
- 心が満たされない(承認欲求)
- 生きるのをやめたくなる
- 悲観的になり自暴自棄になる
人は、「自分の存在が人の役に立っている実感」を感じることができないと、生きている意味が持てなくなります。
もし、「幸せを感じない」「楽しくない」「うまくいかない」などと感じたら、
①自分自身との関係
②夫婦や恋人、家族との関係
③ビジネスパートナーや友人関係
上記3つの人間関係を最優先で見直してみましょう。
健康
幸福を感じるには、健康であることが大前提ですが、健康を優先すると幸福度が上がります。
例えば、以下のような習慣を取り入れるだけでも幸福度は上がります。
- 農薬は化学物質を使用していない食事を意識して摂る
- 暴飲暴食はさける
- 運動の時間を1日1時間取り入れる
などです。
一方で、幸福度が下がりやすい悪習慣は以下です。
- 喫煙、飲酒の習慣がある
- 砂糖依存、カフェイン依存
上記の依存習慣を持っている人は、ストレスの発散がうまくできず、溜め込んでいたり、埋まらない虚無感などを依存習慣で発散させています。
このような悪習慣がある人は、
- 情緒不安定
- ネガティブ
上記の傾向があります。つまり、健康のバランスを崩しており幸福ではありません。
依存習慣は重大な病気の元にもなるので、断ち切りましょう。
病気になる前に健康に気使った生活習慣を実践する→事前対応
病気になってから治療・生活習慣の改善をする→事後対応
事後対応は、事前対応と比べて「お金」「時間」「エネルギー」の消耗が、4倍かかると言われています。
私たちは、「今すぐにどうにかなるわけではない」という理由で、健康をないがしろにしがちです。
健康は全てじゃないが、健康を失ったらすべてを失う
大事なことは、健康の興味の有無ではなく、あなたの人生に関係のあることかどうかです。
関係のあるものに積極的に興味を持って対応していきましょう。
お金
全ての不安を払拭することはできませんが、お金に余裕を持つことで、かなり不安を解消することができます。
ちなみに、お金の問題(貧困)はIQを下げるというデータがあります。
https://news.mynavi.jp/article/20130903-a227/
出典:マイナビニュース
経済の問題は、幸福度を下げる直接的な要因となります。
お金があれば自殺する必要もないし、人間関係を壊すこともなかった・・など、お金さえあれば起こらなかった問題はたくさんあります。
お金の話から目を背けず、最優先で解消していきましょう。
まとめ
生きていく上で、悩みはつきものです。
しかも、ライフステージの変化に伴い、試練は起こり続けるので悩みはつきません。
問題や悩みが出てきたら、必ず「人間関係・健康・お金」この3つのどれかに属していることを思い出してください。
起きている出来事にフォーカスし、感情的になるのではなく、その問題の根幹を深掘りしましょう。
それが人生の三重苦から解放される一番の近道です。
最小のストレスで解決することができます。
幸せ研究所では、「人間関係・健康・お金」の問題を解決し、あなたの人生を楽にするお手伝いをします。