こういった悩みを抱える人を「お金の奴隷」と言います。
お金の奴隷とは、いつもお金のことで悩み、お金に振り回されている人です。
下記がお金の奴隷の特徴です。
- お金にずっと悩まされる
- 考え方が全てお金が基準
- お金がご主人さま
お金の奴隷になってしまう理由は、お金との上手な付き合い方を知らないからです。
お金の奴隷から抜け出す方法は、「金融リテラシーをつける」ことです。
私は20才のとき、給料日の3日前に5000円残っていたらラーメンと餃子を食べるというご褒美の習慣がありました。
普段は70円くらいのアイスを選び、食費を浮かせるために業務用スーパーで食材を買っていました。
今思うと、精神的にも身体的にも不健康なことをしていたなぁとつくづく感じます。
お金が問題でしたいことに制限をかけるのはぶっちゃけ幸せではなかったです。
せめて迷わずハーゲンダッツを選べるとか、例えば、明日からヨーロッパ旅行に行く!とか、そういった余裕がはあった方が幸せだな、と思います。
それでは、お金の奴隷から抜け出し方法です。
目次
お金の奴隷から抜け出し、上手にお金と付き合う方法
お金の奴隷から抜け出す方法は、金融リテラシーをつけることです。
金融リテラシー
金融に関する知識や情報を正しく理解し、自らが主体的に判断することのできる能力のことを言う
あやしいお金の本:ロバート・キヨサキがオススメ
学校では、金融リテラシーは教えてもらいません。
中学3年生になると経済学を勉強とかあったかもしれませんが、私は中2までしか学校に行っていないので、学校教育のことがあまり分からないのですが・・・
ただ、同級生や高学歴の人を見ていて思うのは、金融リテラシーゼロだなぁ〜ってことです。
学校で教わるのは、就職して給料もらって使って貯金しようってことくらいですよね。
これまで金融リテラシーをつけてこなかった私たちは、「お金の勉強」が必要です。
私がお金のバイブルとしてもっとも推奨する本が、ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん 貧乏父さん」です。
彼の著書のなかにこのような言葉があります。
「お金持ちになるためには、お金について学ばなければいけない」
ロバート・キヨサキ
「お金持ちにならなくてもいいよ」こんな声が聞こえてきそうですが、無知だと100%貧乏になります。
保証します。
別にお金持ちにはならなくてもいいです。
ただ、お金を基準に選択肢が狭まったり、給料日の三日前に「あと1000円で生き延びなきゃ・・」という心配が続く人生だと、しんどいですよね。
お金の勉強を怠ることは、あなたが「大切な人や家族を守る気がない」とコミットしているのと同じことです。
金融リテラシーをつけましょう。
あなたがお金の奴隷になっているたった3つの理由
あなたがお金の奴隷になっている理由は以下の3つです。
- 日本が金融に関する情報を封鎖しているから
- 金融無知が招いた借金大国のツケを払わされている自覚がないから
- 間違った思い込みを信じているから
1. 日本が金融に関する情報を封鎖しているから
日本は、金融鎖国です。
国にとって一般人に知られたら都合の悪い情報は、知られないように操作しています。
都合が悪いというのは、「国民が知識をつけて、日本国外にお金を出すこと」です。
例えば、こんなことです。
- 永久円安だからドルを持った方がいいこと
- 投資は世界でした方がいいこと
- 人が労働するより、投資した方がお金は5倍増えること
上記のことが一般的に知られてしまうと、国民は預貯金をしなくなり、お金を国外に逃してしまう恐れがあります。
預貯金をしなくなり、国外にお金を出されると、投資税や手数料が取れなくなると政府は考えるのです。
ついでに、上記3つについて簡単に説明しますね。
永久円安だからドルを持った方がいい
国が持つ1050兆円の借金の価値を減らすため、円安に誘導しています。
アベノミクスの際に、円安誘導が派手に行われたことで、日本は為替操作国として世界に監視されています。
現在は大人しくしていますが、ジリジリと円安は永久に続いてくことでしょう。
円安とドル高はシーソーなので、円安円高という状態にはなりません。
政府はそれを知っているので、円安に誘導しドルをたくさん保有しているのです。
もしこれが国民に知られた場合、ドルを保有する人が増えるでしょう。そうなると国外にお金を出されるので、政府は嫌がります。
投資は世界でした方がいい
人類の成長があるから、経済は発展します。
日本は人口減少の一途を辿りますが、世界の人口はこれからも増えていきます。
つまり、投資は世界で行った方がいいということがわかりますよね。
日本国民がこのような知識を身につけてしまうと、お金を国外に出されてしまうという危機感があるため、情報を封鎖しています。
人が労働するより、投資した方がお金は5倍増える
しつこいですが、勉強をするほどお金は世界に投資すべきとなります。
下記は、フランスの経済学者、トマピケティが21世紀の資本で述べた有名な記述です。
r > g
人の労働1 ( に対して) お金の労働5
イタリアなど欧米の人はあまり働かないことで有名です。
お昼休みは3時間とったりします。
しかも仕事をあまりしないのに、老後は豊かな人生を歩んでいる人ばかりです。
それは彼らは知っているからです。人が働くよりもお金に働いてもらうほうが儲かることを。
もし、日本国民がこのような知識を付けたら、働かなくなって投資をするでしょう。
政府は、国民がサラリーマンをやってくれた方が儲かると思っています。
なぜなら給料天引きで、税金など支給前に搾取することができるからです。
金融リテラシーがあると、節税も大きくできるので、政府にとっては都合が悪いですよね。
ピケティの21世紀の資本については、わかりやすく理解できる本が出ているのでご紹介しておきますね。
2. 金融無知が招いた借金大国のツケを払わされている自覚がないから
日本は借金大国ですが、そのわりには日本人には当事者意識がありません。
しかし、この事実と向き合っていないと、死ぬまで国のツケを払わされることになります。
2015年時点の借金で1053兆円でしたが、これは政府に金融リテラシーがないことが招いた結果です。
この事態を解決する政策が「増税」ですよね。2019年も、さらなる増税です。
日本の借金は毎秒100万円づつ増えていると言われています。
政府はいい加減な運用をし続け、そして、国の失態を常に国民に背負わせています。
2019年5月23日に、金融庁が「年金の運用に失敗した」と発表しました。
つまり、「年金は義務で払ってもらうが、老後に払える保証はない。自分でなんとかしろ」ということです。
もはや国をあげたネズミ講です・・・
金融庁の発表と、関連ニュースについてリンクしておきますね。
人生100年時代の蓄えは? 年代別心構え、国が指針案(朝日新聞)
「人生100年の蓄え」国の指針案が炎上 「自助に期待するなら年金徴収やめろ」批判殺到
(Yahoo!ニュース)ついに年金不足を政府が明言、運用失敗で15兆円を溶かしながら国民に自助を求める非道さ=今市太郎(Yahoo!ニュース)
政府に都合よく踊らされるのではなく、主体的に判断、選択、行動していけるようになりましょう。
無知なままだと一生、搾取されますよ。
3. 間違った思い込みを信じているから
金融リテラシーがない人がよく言うセリフです。
投資って「誰かが得をするから、誰かが損をする」ものだよね!
めちゃくちゃ間違っているので、関連記事で勉強してください。
[kanren postid=”2077″](投資と投機の違い)投資をする上で重要なポイントは、「世界基準で考える」です。
「経済成長=人口数」です。
下記に、世界と日本の人口の変化比較を記します。
日本1億2千万人
世界76億人
63.3倍 [/col2] [col2]2060年予測
日本8000万人
世界100億人
125倍[/col2] [/colwrap]
日本の総数(パイ)は減りますが、世界のパイは増えていきます。
先ほど書いたように人口が増える=経済成長です。
基本的に、投資は増えなければ意味がありません
増えない投資を経験したことがある人がいたら、それは「投資ではなかった」ということでしょう。
「何も知らない」人が言う意見やセリフを鵜呑みにせず、お金のプロから勉強しましょう。(例えば375とか)
この記事を読んでいるあなたは、家族の代表と思ってぜひお金の真実を勉強してください。
最後に、絶対に読んで欲しい本ですので再度リンクを貼っておきますね。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん
アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
筑摩書房 改訂版 2013/11/8
[/col2] [/colwrap] [btn class=”big rich_yellow”]Amazon[/btn]
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
筑摩書房 初版 2001/6/27
[/col2] [/colwrap] [btn class=”big rich_yellow”]Amazon[/btn]
↓お金の勉強会を開催しました♪
【Money Lesson】4/20に開催した勉強会報告