あります。
しかも簡単で、継続可能です。では紹介していきますね。
目次
誰でもできる、過去の嫌なことを肯定的に書き換える2つの方法
それでは、固定観念を書き換える2つの方法を実践してみましょう。
具体的に解説しますね。
1. 過去のできごとを肯定的に解釈する
「終わりよければ全て良し」は、理にかなっています。気休めの言葉ではありません。
必ず、できごとは感情とセットでインプットされるので、どのような感情で終わったかは重要です。
- 脳の記憶=できごと+最後に感じた感情
- 固定観念は=「できごと+感情=記憶(プラスorマイナス)」の積み重ねで形成
つまり、固定観念をプラスに変えるには、できごとの最後の感情をプラスで終わらせることが肝になります。
具体的な方法は以下の手順です。
[box class=”glay_box” title=””]
- ①マイナスな記憶(できごと)を思い出す
- ②できごとの最後を「よかった」で終わらせる
- ③よかった日記、ありがとう日記を毎日つける
[/box]
私の例をもとに細かく解説していきますね。
✅①マイナスな記憶(できごと)を思い出す
→母親に育児放棄されていた。ご飯も食べられず暴力を受けた。お前なんていらないと言われ続けた。施設に預けられ、寂しい思いをした。
✅②できごとの最後を「よかった」で終わらせる
→母親に育児放棄されていた。ご飯も食べられず暴力もたくさん受けた。お前なんていらないと言われ続けた。施設に預けられ、寂しい思いをした。
→でも、そのおかげで衣食住に困らない生活ができることは、当たり前ではないと思っている。誰よりも小さいことに感謝できるようになって「よかった」
✅③よかった日記、ありがとう日記を毎日つける
→今日は体調が悪くて記事を書けなかった。
→体が無理しないでとサインを出してくれてよかった。おかげで倒れる前に休息が取れた。体調悪くなってくれてありがとう。
②と③は似てますが、少し違います。
・②は心の中や、口に出して「あーよかった!」という
・③は、書く行為→書いたものを見るので、潜在意識に入りやすい
書く行為は完全に可視化されるので、脳がより「よかった」を認識しやすく自覚しやすいです。
他にもライティングは頭の整理になり、自分でも気づいていない思考を発見できたりするのでとってもオススメです。
はい、その方がよりスピーディーに固定観念がポジティブになります。
思い出す行為は、そのときの心情を再び味わうことになるので、正直辛いです。
ただ、根っこの固定観念から肯定的に変えないとあまり効果はないので、辛くても思い出すことをお勧めします。
しんどい過去ほど足を引っ張ります。その結果、多くの人が辛い過去の奴隷になっています。
ハードな過去がある人ほど、マイナスの固定観念は意識的に断ち切っていきましょう。
私も未だにハードな過去を思い出して肯定的に変える作業をしますが、結構辛いです。
しかし、それを越えた先に心の平安が手に入ることも知っているので、余裕になりました。情緒不安定=デットクスと思ってるくらいです。
過去の嫌なことを肯定的に書き換える中級編
①を活用するタイミング
[box class=”blue_box” title=””]あなたが前に進もうとしたときに、足を止めるものがあると感じたとき
例)「俺には無理」「どうせ失敗する」など、一瞬でも脳裏によぎるネガティヴを感じたとき
私の場合でいうと、新しいチャレンジをするときに必ず「無理、うまくいくはずがない」という声が聞こえてきます。
そうなったときは
- なぜ、うまくいかないと思ったのか
- 過去のできごとで失敗した体験があったのか
- 過去の体験を思い出し、当時の自分に「よく頑張ったね、もう大丈夫だよ」と言葉をかける
こんな感じで、掘り下げていきます。
最後は過去の自分に感謝し、救いの言葉をかけてあげましょう。
では、まとめますね。
①→②→③の手順でマイナスな固定観念をプラスにする作業例
「詐欺にあった!→さいあくだ!」
→おかげで、騙されるときは目先の利益重視っていう自分の思考パターンがわかった!もう騙されないぞ!あーよかった!
「スピード違反で捕まった!→さいあくだ!なんで俺だけ!前の車もスピード違反してたぞ!」
→事故を起こす前に捕まえてくれてありがとう!もし、捕まえてもらわなかったら事故って死んでたかもしれないもんな!あーよかった!
「限定のバッグが欲しくてお店に行ったら目の前で売り切れた!→さいあくだ!あと10分早く行けば買えたのに!」
→きっと縁がなかったんだ。無駄なものを買わずに出費を抑えられた!浮いたお金で家族にご馳走しよう!孝行できてよかった!
なるべく、嫌な出来事は時間を経過させず、プラスに変えましょう。
時間が経つほど、トラウマ化するからです。
今日のネガティヴは今日のうちに、プラスに書き換えておきましょう。
過去の嫌なことを肯定的に書き換える上級編
過去を役に立たせる(過去完了)
過去は最大の武器です。
バカとハサミは使いようです。過去は最大限に活用しましょう。
過去に起きたことは変えられません。
そして、私たちはこれまで経験してきた過去が一つでも抜けてたら今のあなたではありません。
つまり、どんな過去も全部必要だったということです。
振り返ると、過去の経験や悔しさ、辛い体験も含めて全部何かしらの糧になってるはずです。
それを自覚することが大事です。
ちなみに、わたしがこうして記事を書くことになったのも、波乱万丈な過去のおかげです。
人にはない体験で、しかも不幸よりの話で、誰もがが経験できることではないことだから、聞きたくなります。
では、2つの手順にそって書いていきますね。
(過去が役に立っていること)
「恋愛したい!でも失敗する、いつもそうだから」
→でも恋愛するときはいつ自分が弱ってるときだ→つまり弱ってるときに出会う人は間違えてることが多い
→失敗パターンが分かってよかった!
→落ち込んでるとき、逃げたいときほど恋愛はやめよう。すぐ人に依存しないようにしよう!
過去を否定してしまうと、現在のあなたまで否定することになるので、注意しましょう。
自己否定はマイナスな観念を作りだし、マイナスな現実を作ります。
過去を役に立たせることで、「あぁ、意味があったんだな」と実感することができます。
意味づけが大事です。
つまり、あなたは何のためにその経験をしたのか?という、プラスの解釈です。
私は、過去の自分と同じように苦しむ人たちのために役に立つことで、過去が役に立っていると感じ、固定観念が肯定的に変化しました。
[kanren postid=”1839″]実践してみよう
具体的な実践例を紹介します。
- 自分の決めたことを毎日やる
- たくさんやらなくてもいいので、一つをただコツコツやる
- 絶対的な自信になる→わたしはできるという固定観念が積み上がる
毎朝決めた時間に起きるとか、1日20分の運動は欠かさずやる、などの目標を続けることが大事です。
大きな目標でなくて大丈夫です。
1日の終わりに感謝を10個書き出そう、とかそういう目標もとてもおすすめです。
コツコツやることがあなたをとんでもないところに連れて行ってくれる(イチロー)
固定観念というのは、毎日作られていますので、毎日小さな自分との約束を守ることを、まず始めてみましょう。
注意点として、もし決めた小さな目標が達成できなかった場合に、自分を責めることはしてはいけません。
それでは、過去の嫌なことを肯定的に書き換え、自己信頼を積み上げましょう。