
固定観念が作られる3つのことという記事で、どのようにして人間の思い込みが出来上がるのかを解説しました。
今回はここをさらに深掘りしていきますね。
固定観念は、100人いたら100通りあります。そして、どれも正解です。
大事なことは、正しいか間違っているかを判断するのではなく、今、あなたが持っている固定観念は幸せになれるものなのかということです。
私は中卒ですが、東大卒の友達や高学歴でビジネスで成功しているような友達からも、私のような人生羨ましいという風に言って貰えることがあります。
今ではブランディングそしてこれがお金になっているので、 大変なことはたくさんありましたが後悔をしたり呪うことはありません。
今の現実を作っているのは固定観念ですし、これからの未来を作っているのも良くも悪くも固定観念です。
逆張りの発想で言えば、固定観念を支配できれば人生はわりと簡単になるということです。
あなたを幸せにしない固定観念は今すぐ変えてきましょう。
固定観念は事実ではないので、解釈は自由であると知ろう

固定観念をポジティブにし幸せになるためには、以下の3つをおさえましょう。
- 出来事はいつもフラットである
- どう捉えるかは自由である
- その解釈は幸せになる解釈かどうか?
できとごはいつもフラットである
多くの人が間違っているのが、「出来事が悪い」と思い込んでいることです。
実は出来事は良くも悪くもプラスもマイナスもなく、あなたを悲しませるものでも喜ばせるものでもありません。
そのことを知らない人が多くいます。
もちろん出来事によってはとても大変なこともありますし、とても楽しそうなこともあります。
しかし出来事というのはフラットな状態のものなので、出来事に良いか悪いかというものはないのです。
まずは何か出来事が起きた時には、 これは幸せなことだこれは不幸なことだという決めつけはないと思ってください
どう捉えるかは自由である
難しい言葉で言うと解釈は自由ということです。
ニーチェの言葉でもあるように、このようにあるのは事実ではなく解釈のみであるという言葉があります。
先ほど出来事に良い悪いはないと言いましたが、 つまり解釈は自由であるということです。
その出来事をプラスに捉えるもマイナスに捉えるもあなた次第であるということです。
成功者に共通しているのは、 どんな出来事が起きたとしても必ずポジティブに解釈をしていることです。
ポジティブに解釈というのは例えば、あなたが騙されたとします。
きっとこの時点で多くの人が、 最悪だ運がないと言うだろうと思います。
しかし成功者の場合はめちゃくちゃだっだ。
勉強不足だったから勉強するきっかけができたぞと言って、 騙されたぶん以上のお金を取り返したりとかそういうことをします。
ちなみに私の例で言うと、ネグレクトだったり施設で過ごしたり鑑別所で暮らしたりその後少年院をギリギリで免れて更生施設へ入れられたりと、他人が聞いたら結構ハードな人生だったと思います。
その後も結婚しても離婚をし子供は元旦那に取られてしまい、身内も子供も何も無い状態で一人で東京で生きてきました。 騙されたこともあります。横領もされました。
これだけ聞くと相当やばい人生で不幸な子だなと思われがちです。しかし私はこのことがあったおかげで今があると思い感謝しています。
その解釈は幸せになる解釈かどうか?
幸せになれない人のほとんどは、固定観念がネガティブです。
ネガティブというのは、あなたを不幸にする物をさします。有名な偉業を成し遂げた偉人の数々は、共通点があります。
それは、何が起きてもポジティブな捉え方をするということです。
エジソンの言葉で有名な言葉があります。
「10000万回失敗したわけではなく、うまくいかない方法が10000万通りわかっただけだ」
ケンタッキーのカーネルサンダースは、ケンタッキーの営業に行った際に、1009回断られているそうです。1010回目があったから今のケンタッキーがあるわけです。
もし、3回の「NO」で諦めてしまっていたら・・
もし、1009回目の「NO」でやめていたら・・・
エジソンが3回の失敗でやめていたら、今の便利な電気はなかったかもしれませんよね。
私は一人ない体験をたくさんしてきたので、それを武器に強みにして仕事ができています。
- 親に虐待を受けて育ったけどもその経験を生かしそこからどうやったら早河れるのかをコンテンツ化する
- 親に虐待を受けて育ったけどそれを活かさずに親を一生恨んでにネガティブに生きる
どちらが良いでしょうか。圧倒的に前者の方が生産性があり幸せそうですよね。
具体的に言うと大体の人の悩みには解決策が出せますし、 人を見る目が養われたので写真だけでもその人の性質が見えたりして詐欺にあったり嫌な思いをする事から避けるようになったからです。
しかし私の周りにいる同じ境遇の友達は、 自分の不幸を呪うだけでそれをポジティブに有効活用しようという風には考えていません。
つまり不幸な人生も人によっては幸せな人生になるのです。
解釈は自由ですのでダメなものや正しいものというものはありません。
ただひとつ言えることはその物事の捉え方は幸せになれるのということです。
正しいかどうかを判断するのではなくてその考え方で幸せになれるのかなということを一度振り返ってみましょう。
成功者に共通するのは幸せになる解釈を常にしているということです。
- 失敗したら自分はダメな人間だと責める
- うまくいかなかったら上手くいかない方法が見つかっただけだ上手くいく方法をまた探そうと思う
- 騙されたら最悪だ騙したやつが悪いと悲観的になって何もしない
- 騙されたら勉強不足だった俺が悪いと言いそれを取り替えするぐらいに勉強をし事業の成功を収める
上記を振り返ってみてどちらが幸せでしょうか。
何が正しいと言ったことはありませんが、あなたが幸せになるような解釈をしていきましょう。
このことから分かるように、どのように解釈をするのかということはとても重要です。
早々に、「こうだ」と決めつけてしまうのはとても勿体無いです。
自分しか思っていないことを「みんなもそうだ」と思い込んでいるケースもあります。事実確認が大事です。
固定観念は、脳の防御システムが働くことで形成される

哲学的ではありますが、固定観念がなぜできてしまうのかということについて解説していきたいと思います。
これを知ることで、固定観念をポジティブに解釈していくことができます。
固定観念が生まれるのは、左脳の防衛反応が働くことが要因です。
動物は痛みを回避するシステムを備えています。命が危険にさらされる可能性のあるものから守ろうと働くものです。
傷ついた体験などネガティブ体験が続くと、左脳が防御システムを働かせます。
同じ出来事、または類似した出来事は避けようとするのです。
例えば、「痛い」とかは分かりやすい防衛反応の一つですね。
バイク乗りが、事故で大怪我をすると二度と乗れなくなるとかも防衛反応が働いています。
左脳は主に防衛本能を主っています。
車で例えると左脳はブレーキ、右脳はアクセルです。
右脳は新しいことにチャレンジするためのきっかけを操っています。
IQ が言語や理性、言語や理性、言語や理性知識数 言語や理性知識数字の部分計算など言語や理性知識数字の部分計算などを司り、右脳は感性や感覚直感や EQ の部分を司っています。
IQ は目に見える部分言語化などそういった部分を担当しており、 右脳は目に見えない部分、察するなど非言語の部分感じるなどといった部分を操っています。
主に左脳は痛いことや悲しみや辛いことが起きた時にそれを痛みとして脳に認識するため、体を守るためにもう二度と同じことをしないようにしようという風に学習します。
一方で右脳は感動や感情などを司るので、これやりたいや幸福感などを感じますそして新しいことにチャレンジしようという風に作動します。
未来やワクワクしたイメージが見えたりするというのが反応して、よしやってみようとか、逆に不安を感じたりすると恐怖感情などから、今すぐにやらなければいけないと言ったようにアクセルがかかります。
そして新しい行動にチャレンジしてみようと思います。
一方でこれを止めるのが左脳です。
例えば、営業職で3回断られたことがある経験がある人は営業が向いていないと思ってしまいます。
そして本当はチャレンジしてみたいけども、また失敗するしどうせ私には向いていないと左脳がブレーキをかけてチャレンジすることを辞めてしまいます。
一度このように左脳にブレーキがかかってしまうと新しいことはなかなかチャレンジしません。しかしそれを超えるのが右脳の部分です。
それでも行ってみたいなどといった感動や達成感、承認欲求、自尊心自信の部分をとにかく止めたいと思ったりすると、リスクを取ってまでチャレンジしたいと思ったりします。
つまり固定観念というのはあなたを守るために働いているシステムですので、悪いものではありません。
しかし、失敗に学び反省改善をし違う行動をしていくことにより結果が変わってきますので、必ず反省改善を繰り返していれば同じ失敗をすることはありません。
成長のためにも必ず固定観念左脳の部分のブレーキを外し、 本当はどうしたいの声に従ってアクセルを踏むことが大事です。
何かにチャレンジしようとした時にどうせ私には無理だは向いていない才能なし昔も失敗したし、と思ってしまったとしたらそれは左脳のブレーキが効いているということなので、そこをなんとかクリアしましょう。
固定観念は言葉にでる

固定観念は言葉に出ます。使う言葉は優先順位に出ます。
- 口ぐせに注意してきく
- 使う言葉の優先順位を知る
例えばすぐに「でも」「だって」「どうせ」などという人は基本的にネガティブでチャレンジ精神がなく、そもそも人生を変えたいとか、新しいことをしたいと本気で思っていない人です。
自己肯定感も低く、自尊心も低く、自信がない、そう言った心理が見えます。
さらにこのようなネガティブな言葉を使うには、きっとそうなってしまう背景が何か巣があったんだなということが伺えます。
あとは言葉の優先順位は
とにかく会話の最初に「金」「かね」「カネ」という人は金儲け主義だったりします。 判断基準はお金。お金でしか動かないような人です。
二言目には女と言ってる人はとにかくこんな遊びがしたい人です。
例えば二言目には仲間の成功を、チームで成功、などという人は仲間が好きでチームで仕組みを作ることをできる人です。
ちなみに「俺が俺が」「私が私が」とういう人は常に自分がナンバーワンでなければいけない人、 誰にも何も任せられないと思う固定観念を持っています。
あなたの固定観念はどんな固定観念がありますか。
ちなみに私は、何かを感動的にやるということはあまりなくて、 必ず何かをする前にリスクは何とかデメリットは何とかそういった事を聞きます。
私の価値観は常にリスク回避思考なので、旨い話の裏にあるリスクやデメリットをまず知りたいと思ってしまします。
こうなった背景にはこれまでの不幸な生い立ちから、楽しいことを素直に喜べないということがあります。 なのでつまり失敗するリスクや、デメリット失うリスクなどを最初に考えてから取り組むなどということがあります。
しかしこれも捉え方次第ですので、一般的に見れば出来ない理由を探す人になってしまいます。今はやる前提でそのリスクヘッジを最小にしておこうという考え方に転換したので、 とても役に立っています。
あなたがチャレンジできない本当の理由を知ることで、性格や環境や境遇の問題ではなく思い込みが全てとわかり、今後は肯定的な思い込みを持つことで、可能性がひらけていきます。
使う言葉には固定観念が丸出しになっています。
相手の発言を注意して聞くことは、相手の大切にしているもの(価値観)を知るスキルとして有効活用できるので、意識しておくと今後の人間関係とかに役立ちますよ。
マイナスな思い込みは可能性を潰します。勝手な思い込みで人生を棒にふる人が多めですが、相当無駄な生き方なので今すぐやめた方がいいです。
うまくいかない根本的な理由を知り、負の連鎖を断ち切りましょう。