
上記は間違った引き寄せの法則の考え方です。
近年、スピリチュアルブームで「願えば叶う」などの漠然としたものを信じる人が増えました。
そのため、「目に見えないあやしいもの」とか「宗教みたい」「気持ち悪い」と感じる人もいるでしょう。
引き寄せの法則は存在しますが、祈れば叶うといったものではなく、実はものすごく現実的で理屈的なものです。
神頼みが引き寄せの本質ではないことを理解したうえで、正しく欲しいものを引き寄せるためのコツがあります。
引き寄せの法則は、脳科学です。
意識の集合体が、現実に投影されることにより、イメージしたものが引き寄せられると言われるゆえんです。
全てのものは振動しており、目に見えない物体です。つまり、目に見えて触れられるものだけでなく、意識も物体です。
こういった観点から「意識」「脳」の仕組みを紐解いていくと、引き寄せの法則は、単なるあやしい思想ではなく、魔法でもないといったことがわかります。
このコツをマスターすることで、これまで実践しても引き寄せの効果を感じられなかった人も、効果を発揮することができます。
まさに思い通りの人生スタートです。
それでは引き寄せの法則を深掘りしていきますね。
嘘だらけ!引き寄せの法則を5ステップで理解する

引き寄せの法則について理解するため、5つにまとめました。
- すべてのものは振動している
- イメージが現実をつくる(潜在意識)
- 過去のトラウマをプラスに変える(固定観念の書き換え方)
- 出来事の解釈やイメージが変わる(潜在意識が変わった証拠)
- 引き寄せるものが変わる(現実が変わる)
1. すべてのものは振動している
波動や振動と聞くようになりましたが、これは怪しいものではありません。
なぜなら波動、振動は量子力学という列記とした物理学だからです。
この世に存在する万物は「原子」によって作られていると言われています。
人間は素粒子の集合体で、ミクロの世界で見ると実は隙間があると言われています。
また、「物質」というよりも「エネルギー」のほうが正しく、物質は人間も含めて全て波動の集合体です。
なので、同じ波動振動同士のものが引き合うのです。
2. イメージが現実をつくる(潜在意識)
想像できるものは潜在意識的に手にすることができるものです。
しかし、健在意識がこれまでの体験から、それは無理だと意識してします。健在意識でこれがしたと思っても、どこかで、自分には無理と思ってしまう。
これは潜在意識の仕業です。90パーセントを潜在意識が支配していて、潜在意識は体験が作り上げています。これを観念といます。
3. 過去のトラウマをプラスに変える(方法)
ネガティブに記憶しているものはプラスに変化させましょう。
アファーメーションは「10%の顕在意識」に働きかけるだけで、90%の潜在意識によって打ち消されるので、大事なのは潜在意識に働きかけることです。
自分にとって望ましい観念を知り、それを繰り返しインプットし、腑に落としていく方法が妥当です。
観念は、体験してきた出来事に「独自の意味づけ」をし、信じ続けたことで作られたものです。
つまり「ポジティブな意味づけ」をし、それを心底から信じることができれば、どんどんトラウマはプラスに書き換わっていき、良い観念が潜在意識を満たしてくれます。
これが、望みの人生を引き寄せる力を育てる方法です。
4. 出来事の解釈やイメージが変わる
思い込みが変わった証拠です。
例えば、私は玉の輿になると自己暗示した時に、それまではどこかで無理だと思っていたことが、できる!と心底感じたりします。
できるといいながら、できない自分にできるということで、できない自分を自己暗示していることもあります。
しかし、心底できると思うと湧き上がるエネルギーが変わるものです。
5. 引き寄せるものが変わる
波動、振動は同じ周波数を持つもの同士が引き合うため、思い込みがポジティブだと周りに集まるものがプラスなものになる。
潜在意識が変わると、目の前に起こる出来事、目に入る出来事、現れる出来事が全て変わります。
幸せな気持ちだから、幸せなことしか見えないし、幸せにしか解釈できなくなります。
1つのコツとして、嫌な奴を多く見かけるということは、嫌なものをみたい、探していることになります。
また、どこか、嫌なものをみて怒りたい自分がいる場合があります。
引き寄せの法則には行動が必要です

引き寄せの法則はイメージするだけではなく、それを形作るための行動が必ず必要になります。
- イメージする
- 行動する
必ず上記の2つを同時に進行していきます。
1. イメージする
現実と夢が区別できないこと、体験したことありますよね。
それと同じで、イメージは具体的かつ明確にです。
欲しいものがもう手に入ったような感覚でイメージします。よりリアルに。これは超重要です。イメージがとにかく大事です。
イメージは潜在意識が関係しているからです。現実との区別がつかないほどにイメージできれば潜在意識がそれになっている証拠です。
2. 行動する
脳は、思考(想像)したものを現実に形づけようとする習性があります。
欲しいものをイメージすることや、シミュレーション、イメージトレーニングを推奨されるのはこのためです。
イメージしたものを「すでに手に入れているもの」と錯覚し、イメージしたものを形づけようとします。
手に入れるために脳が体に行動を促します。
イメージするだけではなく、手にするために必要なプロセスを踏むことで、結果的に欲しいものか手に入るという仕組みです。
つまり、これが「引き寄せる」ということです。
この理屈を理解していないと、「欲しいものがイメージしただけで手に入る」という間違った認識をしてしまいます。
- 欲しいものリストを作る
- 明確にイメージする
- 現実か夢かわからないくらいにイメージをはっきりする
- 成功者の波動になる
- 態度は変えられる。成功者だったらどんな態度か考えて実行する
- 好きなものに囲まれる
- 上質なものに触れる
- 安かろう悪かろう
ちまたにある、引き寄せの法則はほとんどが根拠に基づいた解説をしていません。
そのため、誤解を招きますが、究極は理屈を知らなくても、これだけやっておけば大丈夫と要点を押さえて素直に実行できる人が効果を出すことができます。
信じられない、嘘だ、という人はある意味、信じられないことを引き寄せているので、法則は働いていることになります。
私も納得できたけど、現実味がなくて。また、これまでの辛いことも引き寄せていることが受け入れられませんでした。
頭のなかで創造(想像)したものを、数字や計画として形而下に落とします。
つまり、目に見える化(可視化)です。
もしも、できることをした上で手に入らなかった場合、それは「手にするタイミングではなかった」「縁がなかった」「必要ではなかった」ということです。
本当に必要なものは必要なタイミングで回ってきます。