
「福祉は社会的弱者のもの」という定義やイメージを持っている人がほとんでしょう。
また、福祉と聞いてもピンとこないという人もいるかもしれません。
福祉を理解するためののポイントと、世間の福祉に対するイメージをまとめました。
知識が入ることで、福祉に対する見方が変わり、前向きにたくさんの人が福祉に関わる人が増えるでしょう。
私は、福祉の活動をしていたにも関わらず、最初から理解していたわけではありません。
しかし、福祉を理解することによって、よりその重要性と自らの使命に気づくことができました。
今では福祉をたくさんの人に理解してもらい、福祉のマイナスなイメージを変えたいと思い活動することができています。
福祉を理解する2ステップ

福祉について2つにまとめました。
- 福祉は幸せを定義する
- 福祉は弱者のものではなく、人類に関係のあるもの
1. 福祉は幸せを定義する
つまり、人を幸せにすることは「福祉」なんですね。ということは、人を幸せにすることは全て福祉と言えます。
福祉
しあわせ。幸福。特に、(公的扶助による)生活の安定や充足。また、人々の幸福で安定した生活を公的に達成しようとすること。
調べてみると、さまざまな解釈で情報が掲載されています。
一方で、「福祉は自分なりに定義するもの」ともあります。
解釈は多種多様ということです。福祉について、複数記事があったのですが、私が共感できたものをリンクしていきます。
2. 福祉は弱者のものではなく、人類に関係のあるもの
1の前提で考えていくと、私たちは常に誰かを幸せにするために生きていますので、人類全てが福祉に携わっていることになります。
福祉は「社会的弱者のもの」という曖昧なイメージや解釈は今すぐ捨てましょう。
福祉は「全員」と言っていいほど、「社会的弱者」のものという認識があります。
そして、「福祉は自分には関係ない」と思い込んでる人が多くいます。
その認識は間違っているので、この記事を参考に、自分なりの福祉を定義しましょう。
福祉で誤解されやすいポイント3つ

よく誤解されやすい3つのポイントと事実を解説していきます。
- 社会的養護とは何か
- 障がい児、障がい者はわかりやすい
- 障がい者と社会的養護の違いとは
1. 社会的養護とは何か
社会的養護(厚労省から添付)について添付します。
社会的養護とは
社会的養護とは、保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことです。社会的養護は、「子どもの最善の利益のために」と「社会全体で子どもを育む」を理念として行われています。
そもそも「養護」という言葉に馴染みがないので、言葉を発信したときに聞き取ってもらいづらいことが度々あります。
一度は必ず疑問の顔をされます。
そこから「児童養護」「社会的養護」とは何かについての説明が必要になります。
しかし、「養護」の言葉で先入観が先行して、脳が思考停止状態になっているので、そのあとの詳しい説明は入っていきません。
「養護」と聞くと「あ〜それね」といった感じで、個人の主観的要素で解釈をされることは日常的です。
「理解がない」より、むしろ「しない」ところからの「理解」はハードルがあります。
障がい者支援をされている団体や、子ども福祉に何らかの形で携わる方でもこの現状です。
福祉といってもさまざまな分野があり、それぞれ違いがあります。
障がい者支援に関わっているから福祉に詳しい、理解があるとは限りません。
わかりやすく社会的養護について解説されているサイトを貼り付けておきます。
2. 障がい者、障がい児はわかりやすい
障がい児・障がい者支援はイメージがつきやすいと思います。
例えば、「自閉症啓発」や「障がい者とボーダーラインなく共存していこう」と聞くと、すぐに何をしているのか、何のことか想像できます。
また、何をするべきかもすぐにわかります。
しかし、社会的養護、児童養護の分野は、話を聞いても一体何をしたらいいのかわかりません。
結論のないものなのです。
3. 障がい者と社会的養護の違いとは
「自閉症」、「障がい児」 「児童養護」との一番の違いは、多くは親がいて、親が子供の代弁します。
そのため、法律もたくさんあります。
しかし、 児童養護は代弁する親がそもそも問題が多くありますし、施設職員は代弁を恐れています。
今ではだいぶ変わりましたが、だから理解も認知も遅れている現状です。
私たちが取り組むべき福祉とは

「福祉」や「養護」という言葉を、ひとまとめに個人の主観で決めつけないようにしましょう。
社会貢献のひとつで、福祉支援活動を考えているのなら、まずは理解すること、勉強することから始めましょう。
福祉のイメージ調査
私の周囲で、福祉に対するイメージを調査しました。
- 老人介護
- 障がい者に関わるもの
- 恵まれない子供のもの
- 孤児院
- 子ども食堂
- 学童
- ホームヘルパー
- 児童相談やホットライン
どれも福祉ですが、マイナスイメージがとても多いのがわかりますね。
福祉は社会的弱者のものではなく、私たちが生まれて死んでいくまで関わっていくものです。
児童養護施設については、下記の記事をご覧ください。
児童福祉、支援活動をするなら何をするか
もし、自分が具体的に何か支援するとしたら、どのようなことをするかを質問したところこのような回答がありました。
- 本物に触れさせる環境作り
- 無限な未来に対する目標を拡げる活動
- 生き辛さを感じている子供達の心と身体のストレスケア
- 体験教室(子供の知識の吸収は尋常じゃない分吸収力半端ないので、
成長期に合わせた善悪、可否判断を理解させるための
ex),交通教室、防犯教室などあるが普段の生活での注意喚起ができるものなど - 教育的な支援(将来を考えたら 教育(受験とは限らず)は大切だと思う)
- 教育が一番の資産だとユダヤ人の友達から教えてもらったから
- 自分のやりたいことをやってみる
- 友達と自分の付き合い方を学ぶ
- 学校のあとのアフタースクール的なもの(一緒にダンスしたり、子供が楽しめる環境を少しでも提供できればと思う。環境問題とか一緒に考えるために、地域のゴミ拾いとかもゲーム感覚で出来たら面白い)
福祉について詳しく「知らないだけ」で、ほとんどの人が「何かしたい」と考えていることは事実ということがわかりました。
まとめ
多くの人が、子ども、女性、老人のキーワードを想像すると思います。
また同時に、「弱い人」、「国のお世話になる人」、「またそれに従事する人」、また、「儲からない」、「いい人がやるもの」、「慈善事業」、「非営利団体」などではないでしょうか。
どちらかというとネガティブなイメージを持たれる方が多いでしょう。
これから福祉活動を考えている方も、すでに活動されている方も、この記事で福祉について初めて知った、考えた方も、これから未来のために何ができるかを一緒に考えていきたいと思います。
社会的養護の分野はやればやるほど、結局何をしたらいいのかわからなくなります。
実際に福祉職に従事している人ほど、答えが見つからなくなります。
それほど課題が多く、闇が深いです。問題がありすぎて「どこから手をつけたらいいのか」と分からなくなります。
もう一つの課題は、「何をしたらいいのか聞いてもピンと来ない」という人が多いということです。
「福祉は素晴らしいこと」とはかけ離れた現実です。
私は当事者として、一部の現場も職員さんとは理解し合えるのですが、一般に理解を求めることは難しいです。
社会的養護の分野は弊害が多く、なかなか進歩しない現状があります。