
こういう精神状態のときは、全部やめて休みましょう。正直、頑張らなくても生きていけます。
人生は長いので頑張り続けるのはしんどくて当たり前。休息を取りつつ生きていきましょう。
私は32年生きてますが、ほぼ毎日人生やめたいと思いつつ、なんとか生きていけています。なぜなら人生をやめたくなる原因を知っているため、適切に対処することができるのです。
人生をやめたいと思いがちな人には、共通点があります。
- 過去にトラウマがある(ネガティブな固定観念)
- 不幸が習慣化している(自らマイナスを選ぶ)
上記の二つです。詳しくは本文で解説していきますね。
私のトラウマは、親をはじめ親戚中から「存在の無価値感」を植えつけられたことです。それが原因で、不幸こそ我が人生という思い込みが形成され、選択行動してしまっていることです。
「どうせ私は何をしてもできないし、誰にも必要とされていない。生きてる価値ないしどうでもいい」
こういったネガティブな思い込みが呪縛のように常に頭に流れてきます。そのため、自分の可能性を信じることができず、あえて不幸な選択をしてきました。
しかし、自分に「本当はどうしたい?」と問いかけたとき、「不幸を選び続ける人生は嫌だ!」と心の叫びに気づきました。
本心と現実のギャップ、ネガティブな呪縛に囚われているストレスから、がんじがらめになっているように感じ、「もう人生やめたい」に行き着くのです。
死なない程度に適当に生きていくコツは、「深く考えず、好きなマンガでも読んで寝よう」くらいの軽い気持ちでいることです。
それではさらに深掘りしていきますね。
不幸すぎて人生やめたいなら寝よう【休み方のコツ】

負は疲労から生まれる
人生をやめたくなったら、全力で休みましょう。
「死にたい」「やめたい」「消えたい」・・・そんな風に思えるほど、あなたは今日まで頑張って生きてきたのです。
今日まで生きてきた自分をまずは抱きしめてあげてください。
あなたが人生でもっとも一緒にいるの「あなた自身」です。あなたのパートナーである肉体、精神、心をたくさん休憩させてあげましょう。
真面目な日本人は、休むことが悪だと思っている人が多い印象です。その概念は捨てて、徹底的に休みましょう。
休むときのコツを3つにまとめました。
- 死ぬほど寝る
- 休むサインと思う
- 自分を責めない
死ぬほど寝る
死ぬほど寝るときのコツは
- 携帯電話の電源をオフにする
- テレビをつけない(電磁波全オフ)
- 思考停止して寝ることに徹する
なるべく余計な情報を入れない環境を作ることが大事です。
携帯電話やテレビ、インターネットからは情報が大量に流れてきます。
情報時代になって現代人の1日に触れる情報量は平安時代の一生分、江戸時代の一年分と言われています。ある研究データで、20年前の40倍とも60倍とも言われてます。
出典:ZOEタイマッサージ
1980年代と比べると5倍になっているそうです。
他にもIT業界で働く人は、そうでない人も1.8倍のストレスに晒されていると言われています。
このストレスはインターネットが普及して、誰でもが情報にアクセスできるようになったことが便利の代償と言えるでしょう。
情報は多すぎると人間は無意識にも疲弊しています。情報を処理する脳が疲弊したら、体や精神に影響が出るのは当たり前のことです。
人生をやめたくなる理由の一つは、情報が多すぎることが原因です。
まずは情報をシャットアウトして心身ともに正常な状態に戻すことを優先しましょう。
インターネットの利用をやめて、できるだけ電磁波を受けないようにします。ゲームも控えましょう。
もし、時間とお金に余裕があるなら大自然のある田舎に泊まって引きこもるとかもありです。
弱っているときはあれこれ考えることが多いですが、波の音でも聴きながら寝ましょう。
デジタルストレスによる疲労のデータ、デジタルデットクスの方法について記されている記事を書きにリンクしました。参考にしてください。
出典:@DIME
出典:クローズアップ現代
休むサインと受け取る
人生をやめたくなるときは、基本的に心が正常ではないときです。精神、心は目に見えない部分です。
転んで膝を擦りむいて傷ができて血が出た・・というように、心の傷や疲労は可視化できません。
体は風邪を引いたら咳がでて発熱して休むというように、心の風邪はそう判断つきません。
「もう死にたい・・・」と感じることは、ちょっと大袈裟な表現で、心の「ちょっと休みたい」のサイン。
「人生に希望を感じない、人生そのものをやめたい、死にたい」
このように感じたときは、「あぁ心が風邪引いたんだな」と体からのサインと受け止め、たくさん休みましょう。
自分を責めない
死にたいとまで思ってしまうほどのあなたは、とても真面目でたくさん無理をして頑張ってきた人です。とてもストイックで頑張り屋さんです。
そんなあなたは、休むことに関して罪悪感を感じてしまうかもしれません。
しかし休むときに大事なことは、罪悪感を感じないことです。少しでも罪悪感を感じると休憩になりません。
休むことも仕事の一つ。休むことは悪ではありません。自分を責めず、労ってあげましょう。
うまく休めない人はトラウマが原因かも
冒頭でも触れましたが、人生をやめたくなりがちな人は、トラウマを持っている可能性があります。
トラウマは、脳と筋肉に記憶され蓄積していきます。大人になりそれが、身体のトラブル、精神のトラブルとして出ることが研究でわかっています。
嫌な記憶が脳に記憶され、トラウマとなることを別の言い方で言うと、マインドブロックや固定観念といいます。これについては詳しくは下記の記事をご覧ください。
休むことが得意な人とそうでない人がいます。うまく休むことができない人は、過去のトラウマが悪影響を及ぼしているかもしれません。
トラウマが強いと、原因不明の体調不良、主に自己免疫疾患の症状などを引き起こすことがわかっています。ちなみに原因となっているトラウマを、本人が気づいているかどうかは別です。
トラウマが引き起こす体調不良の例を挙げていきます。
身体的な症状です。
- 慢性的な肩こり(脳神経疲労からきている場合)
- めまいや頭痛(脳神経疲労や自律神経の乱れから)
- 自律神経失調症(ホルモン系の全ての異常)
- 内臓機能の低下
- 精神疾患、うつ病など
- 自己免疫疾患系
- 湿疹などの皮膚疾患
- アレルギー症状全般
- リウマチ
精神的な症状です。
- 休んでもだるい
- 無気力で何もやる気が起きない
- 人と関わりたくない
上記にあげた不調が必ずトラウマが原因とは言えません。
肉体を酷使したことによる疲労や、女性ならホルモンバランスの崩れからもこのような症状が一時的に起こります。
しかし、人生を通して慢性的にこのような症状がある場合はトラウマを疑ってみてください。
トラウマが起因している場合は、あなたが人生を辞めたくなる理由はあなたの問題ではないこともあります。
自己啓発では解決できないトラウマがある=
あなたも覚えてないことが、トラウマとして体に記憶されています。
実は私も32年間、育児放棄というネグレクトの他に、身体的な虐待を受けていたことを忘れていました。
トラウマについて調べていくうちに、実は自分が虐待をされていたことをいきなり思い出したのです。
勉強していくうちに、私の人生に対する無気力感や生きていることのしんどさは、自分の性格の問題ではなく、トラウマが関係していることを知りました。不思議とそれがわかると、いきなり心も体も楽になりました。
私が悩んでいたことを簡単に箇条書きにしました。
- 社会に馴染めないこと
- 人間不信なこと
- すぐにイライラしてしまう
- 情緒不安定
- 自己免疫疾患を中心にした原因不明の体調不良
人生の半分以上を、これらの症状に苦しめられた生活です。控えめにいってかなり日常生活に支障をきたしていました。
上記の深掘りについては省略しますが、あとで参考書籍を紹介するので、そちらを読んでみてください。
自己啓発でいう、「人生は選んでいる」「引き寄せている」「思い込みが全てだ」なんて理屈は、深いトラウマを抱えた人には通用しません。
それについてはこちらをご覧ください。
不幸すぎて人生やめたいほど疲れた原因【母親トラウマ】

母親と不幸の関係性
人生をやめたいと思いがちな人の共通点です。
- 母親との関係が悪い
- 何かしらの母親に対するトラウマや、マインドブロックなどを持っていること
上記の傾向があります。
幼少期の母親との関係は、大人になってからの心の成長に影響を与えます。
安定した愛情を受けて育った子どもと、 そうではない子どもでは、物事の見え方や解釈の質に大きな違いが生まれます。
簡単にいうと、トラウマを抱えている人は視野視点が否定的でネガティブです。
愛されて育ち、正常な愛着形成が構築されている人は、ポジティブ、肯定的、チャレンジをする、 挫折してもすぐに立ち上がれる、自立している、情緒不安定さがそんなにない、などの特徴があります。
トラウマは人生そのものを棒にふってしまうほど威力があります。
嫌な記憶の固定観念の書き換え方については、下記の関連記事ご覧ください。
関連書籍の紹介:愛着形成と向き合おう
専門的になってしまいますが、 オススメの本があるのでご紹介しますね。
下記の本を読めば、この記事の理解がさらに深まります。
あなたがなかなかうまくいかなかったり壁にぶつかったりすることは、 あなたの責任ではないこともたくさんあります。自分を責めないでください。
ゆっくりと心の傷の回復をしていきましょう。
まとめ:死なない程度に緩く生きよう
人生100年時代と言われていますが、 100年間ずっと本気で全力で走り続けていくことは不可能です。
どんなに長い階段にも踊り場はあり、ずっと登り続けることがないように、人生にも踊り場、つまり遊びの部分が必要です。
日本人は真面目なので、 遊ばずに仕事だけをしますが、それは楽しくないし病気になるし早死にします。
幸福度も下がります。
私たちは楽しむために生きてます。 「常識」に囚われた生き方は、必ずしも幸福とは限りません。
人生をやめたくなるほど頑張ってきたあなたは、えらいです。あなたが一生懸命生きているからです。
これからは休み休み、生きましょう。