現代を生きる私たちは、生まれてくる前やこの世に生を受けたときから、今日を迎えるまでに知らず知らずのうちにたくさんの毒にさらされて生きています。
そして、それらの毒はさまざまな病気をもたらします。では、実際にどのようにして毒が体内に入ってきているのかを具体的に見ていきましょう。
※この記事は3年前に書いた記事です。当時、100記事ほど健康に関する記事を書いていました。2018年10月に、多忙のためサイトの管理が行き渡らず、データ毎サイトを吹っ飛ばしてしまったのですが。。。たまたまクラウドに残っていた記事が数記事残っていたので再度加筆修正して更新しています。
健康ブームで、健康に関する知識はたくさん溢れていますが、本質的な情報は少ないと感じます。
日本は製薬会社と密接な関わりがあり、正しい健康の知識が広まることはほぼありません。基本的に薬を売るために、なるべく医療にかかるように推奨されていますよね。
それが、人間ドッグなどのあらゆる検診の数々ですね。正しい情報はネットやテレビにはないという前提を持って欲しいです。あなたが「自分さえよければいい」とか、「自分だけは大丈夫」、「自分の体は自分の好きなようにする」などという考えを持つことは、自己中心的なことだと気づいてください。
そのような考え方は、大切な人を大切にしていない証拠です。自分だけではなく、大切な人のためにもしっかり向き合い、今後の行動に変化をもたらすことを願います。
目次
一番気をつけるべきは経皮吸収の毒
毒が体に入ってくる経路は大きく分けて「経口・経皮・経気」の三つです。それぞれ、口から入るものと肌から入るもの、そして空気などから入るものです。この三つのなかでも一番気をつけたいのが、肌から吸収する毒です。これを経皮吸収と言います。では、経皮から侵入する毒について解説していきます。
まず、「毒」と聞くと口から入るもの(経口)を思い浮かべやすく、毒性も高いイメージが強いです。しかし、実は口から入る(経口)毒と肌から入る(経皮)毒には大きな違いがあります。それは残留毒物の量です。
[box class=”red_box” title=””]- 口から吸収するものは一週間で90%が排泄。残り10%は残留
- 皮膚から吸収するものは一週間で10%が排泄。残り90%は残留(慢性毒)
上記のように、口から入る毒はほとんど排泄しますが、皮膚から入る毒はほとんど排泄しません。経皮吸収で体内に入った毒の一部は爪と髪から排出されますが、その他に出口がないため体に残留します。これを「出口のない毒」として、専門家は警鐘を促しています。
では、実際にどのような安全基準で化学物質を使用しているのでしょうか。また、他の国ではどうでしょうか。以下は、他国と安全基準を比べたものです。
日本……無添加 約103種類
アメリカ……オーガニック 800種類
EU諸国……リーチ基準 2000種類以上の成分かつ20日以内に生分解されること
この表を見ると、日本の安全基準はダントツに低いことがわかります。ドイツでは日用消耗品はラベルの裏を見て買い物をするのは当たり前ですし、子どもでも有害成分に詳しいと言います。また、ヨーロッパには日本の食品、日用品は持ち込めない国もあるほどです。
1998年 環境や健康に貢献した人に与えられる、もう一つのノーベル賞と言われる「ライト・ライブリフット賞」受賞した、全米ガン予防連盟理事長であるサミュエル・S・エプスタイン博士は、「どんなに食べ物を気をつけても、癌やアレルギーは防げない。日用品を本当に安全なものに変えるべきである」と世の中の日用消耗品に警告を出しました。
また経皮毒は知識がないと避けようがなく、その被害は赤ちゃんの頃からあり、サミュエル・エプスタイン博士は「理不尽なリスク」と言っています。
免疫のコップとは
人間は体内に「免疫のコップ」というものを持っています。そのコップの大きさは人それぞです。このコップには経皮、経口、経気吸収など、あらゆるルートで体内に入ってきた有害物質がたまっていきます。
毒は脂肪の多い場所に溜まります。男性なら精巣、女性なら子宮や胸、子どもは脳です。
この免疫のコップにたまっている有害科学化学物質があふれると、ガン、アレルギー、アトピー、花粉症などが症状として体に現れます。コップの大きさには個人差があります。すぐにあふれてしまう人もいれば、コップが深く、あふれるまで何十年とかかる人もいます。
すぐにあふれてしまう人は、コップが浅くたくさんの毒を体にためこんでおくことができません。一方、コップが深い人、得に「健康に気を使ってこなかったけど、今まで病気をしたことがない」という人は注意が必要です。
コップが深く体の外に自覚症状があらわれにくい人は、何か症状があらわれたときに、すでに重症の場合がほとんどです。
(免疫のコップのず)
有害科学物質がもたらす代表的なものを以下にまとめました。
- ガンの増加(2人に一人)
- アレルギーが増えている(三人に一人)
- アトピーが増えている(6人に一人)
- 奇形の子どもがうまれる
- 環境問題への影響
これらは突然なったわけではなく、日々の悪い生活習慣が積み重なり起きたものです。食い止めるためにも、まずは体内に毒を入れることをストップしましょう。
関連書籍のご紹介
- 実は一番怖いのは肌から入る毒!
- 化学物質の使用安全基準は日本は先進国で圧倒的に低い!
- 欧米では、一人一人が知識を持って賢い選択ができている!
- アレルギーは免疫のコップがあふれることで起こる!
これらのことが学べる本をご紹介します。日曜消耗品に使われている有害物質について警鐘を促したサミュエルエプスタイン博士の著書です。これを読めば、この記事の理解度がより深まります。
理不尽なリスク Unreasonable Risk
サミュエルS.エプスタイン博士
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具体的に日用品の有害物質について書いていますので、下の関連記事も合わせてご覧ください。この記事を読めば、明日からでも避けるべき有害物質がわかり、日用品を選ぶ際の基準を持つことができます。
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現代には多くの有害物質が存在する事実は知っていても、どのような経路で体に入ってくるか。また、どのような害があるのかを知らない人が多いです。そのため、どのようにして毒から体を守ったらいいのかわかりません。「知識がない」からです。
しかし、知らないからといって見過ごしていいものではありません。自分は良くても、私たちの次の世代、また次の世代とこの連鎖は続いていきます。
あなたがまず、家族の代表として正しい知識を身につけ、身近にいる大切な人の体を守ることをコミットしましょう。