おそらくこんな感じで仕事をやめてしまう人が多いと思います。ストレスはガンになるので、「嫌な仕事はすぐにやめよう」と言いたいところですが、残念ながらこういう人は嫌なことから逃げる無限ループにはまっています。
①嫌な仕事をやめる
②転職する
③また同じストレスに追いかけられる→①に戻る
この無限ループにはまると、一生ストレスから逃げ続ける人生になり、豊かにはなれません。
そうならないための、具体的に自分にあった仕事の見つけ方、ストレスを減らす仕事の見つけ方について解説していきます。
目次
やる気の問題ではなく、やる理由が不明確だからストレスになる
仕事を続けられない場合、次のような原因があります。
解説していきますね。
1. 明確なやる理由がない、生活費のためにやっている
人は「目的」に動かされて行動しています。
まず、明確な「なぜそれをするのか」という理由がないことにモチベーションが出ません。また、もしあったとしても、それが「生活費のため」「生きるため」などの生存的な理由だと、結構しんどいかもしれません。
生活費以外の、「やる理由」がないと、人間は腐ってきます。文句も出るし、やる気も出ない。自己概念も下がりますし、こんなことをするために生まれてきたんじゃないと鬱になってしまう人間もいます。
生活のための仕事にはモチベーションに限界がある。
人間には、「必ず役に立ちたい」と感じる遺伝子的欲求があります。
今の日本だと生きてるなら国のために働いて、国に納税するために生きている。という状態ですよね。これが当たり前のようになっていますが、私はここに不満と疑問を募らせていて、自分は幸せになるために生まれてきた!だから幸せになる!自分のために生きる!と、決めて生きてきました。
「生活のために働かなければいけない」これでは高いモチベーションが持続するわけがありません必ず。いきていくためではなく。生まれてきた使命みたいなのが感じられる仕事の仕方や、仕事を選びましょう。
一般的な人の仕事を選ぶ目的、理由
- 給料がいいから
- 付き合いのある人から会社に誘われたから
- 休みが土日で、大型連休もあるから
- 福利厚生がしっかりしているから
- 大企業で安定してそうだから
よくあるパターンです。おそらく、8割以上の日本人はこのような選び方をしているのではないかな、と思います。給与に不満が出たらやめる理由になるし、誘ってくれた人の信頼がなくなったら辞めますよね。
人や給与で決めることももちろん大事ですが、表面的な一見、良さそうに見える条件に依存していることが問題です。
表面的な条件で決めてしまうと、何かしらの問題が合った場合、今度は良かれと思っていた条件でやめる原因になります。もっともネックなのは、自分に不都合があると、全て自分以外の何かのせいにしてしまうことです。
2. そこまでしてやりたいことではないから、すぐに嫌になりがち
「絶対にこうしたい!」があると、実は「苦手」とか「嫌」とかってそんなに気にならないというか感じないものです。
- 仕方なくやっている(生活のため、給料のため)
- その仕事じゃなきゃいけない理由がない
- いつ辞めてもいいと思っている
- 他にいい条件の会社があれば転職はいつでもするつもり
好きなことだけして生きていくは不可能でして、どんなに好きでやりたいことでも苦痛はつきものです。
「やる理由がない」ものほど、嫌なところが目につきやすく、それを言い訳にしやすいです。
やる理由がないor生活費のためにやっている場合と、明確な目的がある場合の仕事の取り組み方の違いについて紹介しますね。
「お金のために」選んだ仕事、例えば時給の高い水商売などは、全く続きません。
- お金を払ってストレスを発散しにくる人のネガティブな言動に付き合う
- 高いお金を払って飲みにきているので、何を言われても笑顔で対応しなければいけない
高い時給と引き換えに、完全に自分を殺している状態が私は耐えられないので、ストレスになり気合いでごまかせていても体に不調が出ます。
私にとってお金よりも、自分を大切にすることの方が大事だからです。そして、かけられる言葉はかなり自己概念に影響しますので、マイナスの言葉は浴びないようにしているからです。
「3ヶ月だけ、大金を稼ぐために働く」とか、期限と明確な目的を持っていたら達成できますが、「時給がいいから」「生活のため」とか生計建てちゃってるとかなりしんどいですね。
もう1つ、目的が明確だと、苦手なことでも乗り越えられるパターンを紹介します。
現在は二つのサイトを運営しているが、webは苦手分野である
- デジタル音痴
- 毎日、絶望している
- ライティングスキルがあるわけではない
- 得意な人が秒でやることを1時間以上かけてしまう
- 完全に苦手
- できればやりたくない
でも「もし、一人になってもゼロから生み出すことができるようになる」という強い目的があるので、めげません。
たとえば、ブレイクダンスを習っていて、できない技があった時にそれを理由に辞めるち思いますか?
怪我してもやるし、できるまでやるんですね、これは何が何でもやるという強い目的があるからです。
「とりあえず今月生きていければいっかー」的なマインドだと、自分に不都合な条件を見つけるとすぐ挫折します。
「なんのために、それをするのか」がないため、辛いことにフォーカスしがちなんですね。完全にブレます。そして、マイナスなことにすぐ影響されます。
なんのためにするのかを持ちましょう。
3. 学べるものがなくなったとき
仕事は新しいことや、経験したことのないものができるようになると、楽しく感じます。
その一方、学べることがなくなると、その仕事をする理由が無くなります。
目的と手段を区別すると、ストレスが軽減されます
ストレスを感じても、ここさえ押さえておけばダメージが少ないというポイントです。
ストレスのない仕事の選び方のコツです。
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①まず、目的を決める(どうなりたいか、どうしたいかを決める)
②決めた目的から逆算して、今やるべき仕事(手段)を決める
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①→②サイクルで選択していきます。目的とかいうと、少しハードルが高いですが、身近な目的で大丈夫です。
私の例でいうと、こんな経験があります。
得たいもの、学びたいもの
(どうなりたいか)
- 将来投資家になりたい
- 日本の金融商品を理解したい
- 金融商品を扱う会社の実態を知りたい
- 営業力を学びたい
- 営業職は、時間に自由がきくので独立の準備がしやすい
得られたもの
- 保険会社に就職し、独立準備ができた
- 実態を学べた
- 金融商品を扱っている企業の裏側を知ることができた
- 「元保険会社勤務」の肩書で資産運用の提案に説得力を持つことができた
未来に繋がっている働き方なので、無駄がありません。かなり生産性が高い時間と経験の積み方をしました。
まとめると、
①「今後どうなりたいか」「どうしたいか」を決めて
②「どうなりたい」に近づける手段を選ぶ
このように仕事(手段)を選ぶだけで、かなりストレスを減らすことができます。
上司に理不尽なことを言われても、同じ土台にたって苛立つこともありません。
「私はこの会社で成功するために必要なスキルを学んでいる」と目的がはっきりしていると、それ以外のことに反応することがなくなるんですね。
かなりストレスを軽減できますよ。他にも例を下にあげておきますね。
NGな選択の仕方
資産運用の会社を立ち上げて独立して成功したい
→目先の生活もあるし、給料が高い工事現場の仕事にしよう
→ハードワークで独立の準備ところではない。過労で倒れる。仕事ができない。生活にも追われてTHE END
良い選択の仕方
資産運用の会社を立ち上げて独立して成功したい
→クライアントを増やすため、リアルな現場を学ぶために金融会社に勤めてみよう!
→お客さんもできて経験も詰めて学べたからいざ独立!
仕事が手段になると死にたくなりがち
仕事は目的ではなく、手段です。
日本人は、目的になりがちですが、仕事が目的になるとかなり消耗します。
わかりやすくいうと、
✅仕事=手段→乗り物→電車、車、飛行機、船
✅目的=着地点(ゴール)行き先→ハワイ、ブラジル、ベトナム、沖縄
この図式です。
旅行にたとえて、まず最初に行き先を決めてから、乗り物を決めますよね。
「とりあえず、海でも泳いでみるか」とか、「とりあえず、目の前に来た電車乗ってみる?」とはなりませんよね。仕事も同じす。
行き先(目的)が決まるから乗り物(手段)が決まります。。
着地を決めて、手段を決める。このサイクルで仕事を選ぶだけで、かなりストレスを減らすことが可能になります。
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